2006/01/29 (Sun)
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「最終兵器彼女」コミックス版の方を既に読んでいるという前提(ネタバレあるよ)
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最終兵器彼女 THE LAST LOVE SONG ON THIS LITTLE PLANET(ようするに実写映画のやつ)を見てきた。
これは酷い。「最終兵器彼女」の設定の一部を借りたただの恋愛映画。何故“一部”かと言うと、原作の設定の多くが無視されている(ような気がする)。ちせは別にどじな印象は無いし北海道の言葉?で喋るわけでもない、「ごめんね」が口癖なわけでもない。原作と同じ設定なのは「彼女が最終兵器」と「舞台は北海道」ってぐらい。いやマジ。
成長・侵食されるちせ、ちせを脅えたり守ったりするシュウちゃん、更にテツ先輩やフユミ先輩も絡んだ人間ドラマ……なんか一切ありません。少しずつ強まっていくちせの恐さや世界に対する破滅感等も全く描かれておらず、兵器と化したちせとその恋人であるシュウちゃんのすったもんだ(とすら言えるかどうか)の物語。
そして元々2時間という尺でやること自体に無理があったのに色々詰め込もうとするからこの映画は更に悪化する。映画上では別に死ぬ必要の無かったアケミ、何だか勝手に自衛隊に志願していった影の薄いアツシ、出てくる意味すらあまり無かったような気がするテツ先輩とふゆみ先輩。どうせ原作通りに進めるわけじゃないんだったらこれらのキャラは完全な脇役にしてもっと「何か」に焦点を絞って作ってほしかった。この出来じゃ全てにおいて中途半端としか…。ダイジェスト版ですか?みたいな。
このようにパラレルワールドまでは言い過ぎとはいえ、そんな感じなので原作にも当てはまるかは不明ですが日本の戦争相手の連合軍は世界各国だそうです。なんでも、日本がちせを造ってしまったから攻撃を受けているとか。この設定だけが収穫?
興味本位で見るならやめておいた方が無難。どっちかと言うと一般層を狙ってる。実際、館内を見渡しても半数以上が一般人っぽいカップルでした。
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